• 全国通信制高等学校評価機構は、全国の通信制学校の質保証と向上を目指しています。

2021年度定期総会が開催されました

6月1日(火)にご来賓として文部科学省初等中等教育局高等学校担当参事官補佐酒井啓至様をお迎えし、特定非営利法人全国通信制高等学校評価機構の2021年度定期総会を開催しました。

冒頭の挨拶で森田裕介理事長は「通信制高校に通う生徒が増加しており現在20万人を超えている。コロナ禍によるオンライン授業の普及により高校の教育も多様化し、デジタルトランスフォーメーションが進む昨今、新しい学びのスタイルを取り入れていく高校も増えていくことが予想される中、通信制高校の教育の質の確保は急務であり、本機構の認証によって多くの生徒が安心して通信制高校を選び充実した高校生活を送れるよう貢献していく必要がある。」と述べ、会員の協力を求めました。
また、来賓の酒井参事官補佐からは「文部科学省では本年1月の中教審等々の提言を踏まえて学校教育法施行規則の改正を行い、その中で全日制、定時制、通信制課程すべてを対象としたスクールミッションの再定義とスクールポリシーの策定、通信制課程の質保証については通信教育実施計画の策定、公表やサテライト施設の教育水準の確保を図るための法的位置づけの明確化、学校評価の充実などの方策を打ち出した。通信制高校にはこれらの制度改正を踏まえて教育の質の確保向上にさらに取り組み、通信制高校が社会からの信頼確保に取り組まれたい。全国通信制高等学校評価機構の活動は大変意義のある活動であり、ぜひ機構の活動が通信制高校の質の向上を牽引することを期待する。」と激励の言葉をいただきました。

コロナウィルス感染防止のため昨年に引き続きオンラインでの開催となりましたが、各地から会員24名の会員が参加し、本年度の事業計画、予算・決算をはじめとするすべての議案を承認しました。